コラム

column

知っておきたい!旋盤の基本操作をチェック

こんにちは!
茨城県古河市に事務所を構えて、製造業を担っております有限会社広和興業です。
旋盤の基本操作とは、一体どうなっているのでしょうか。
そこで今回は、旋盤の基本操作に関して解説いたします。
製造業の現場で仕事をしたい方は、参考にしていただければ幸いです。

バイトの選定から材料の固定

旋盤
旋盤の基本操作で最初に行われるのは、バイトを選定して回転数といった加工条件を決めることです。
図面をみて加工する部品の大きさや材質、形状などを確認した上で、使用するバイトを選びます。
また、材料とバイトの材質次第で切削速度や回転数などの加工条件が変わってくることから、計算式を使用して加工条件を算出するのです。
続いては、材料をチャック爪に固定する工程があります。
チャック爪の穴に材料を入れて、チャックハンドルを挿して回すと、材料が固定することができます。
材料の場所がチャックの中心になるように調整をして、チャックのツメが全てかかっているか確認しましょう。

旋盤への固定から加工基準をつくるまで

続いては、旋盤への固定から加工基準をつくるまでの工程があります。
旋盤の刃物台にバイトを置いて、締め付けた上で固定します。
この際には、バイトの刃先が旋盤の主軸の真ん中にくるように、高さを調整しなければいけません。
そして次に、端面削りや心立てを行うことで加工基準をつくるのです。
旋盤加工の場合は材料の中心線と端面が基準となることから、端面削りと心立ての作業を行い加工基準をつくります。
また、加工基準が間違っていれば高品質な加工は不可能であるため、丁寧で精密な作業が求められるのです。

施盤加工・後片付け

その後には、外丸削りなどを加工を施すことで部品を図面に即した形状にします。
荒削りと仕上げ削りに分けて、寸法と面精度(平面度)を出していくのです。
そして旋盤加工が終わったなら、チャックから加工された部品を外して、バイトの取り外士も行い後片付けを行います。
旋盤加工では切り屑といったゴミが出るため、旋盤や周辺の床をきれいに清掃することが大事です。
きれいに片付いていれば、次に作業を開始する際にも気持ちが良いものでしょう。

【求人】広和興業では新規スタッフを募集中!

新規スタッフを募集中
有限会社広和興業では、新規スタッフを募集しております。
弊社はアットホームな雰囲気の会社であり、未経験者が多く活躍しています。
そのため経験者はもちろんのこと、未経験者も安心してご応募いただくことが可能です。
工場で活躍したい方は、お気軽に弊社にご応募ください。
意欲に溢れた方からのご応募をお待ちしております。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。