県民の日 [栃木県] 6月15日
栃木県が1986年に制定。
1873年のこの日、(旧)栃木県(現 栃木県南部)と宇都宮県(現 栃木県北部)が合併して、栃木県がほぼ現在の形になった。
関東地方北部に位置する県で、人口は約198万人。境界部に海岸線を有しない内陸県である。
県土のほぼ中央に宇都宮市が立地し、人口は県全体の4分の1に当たる約50万人が集中している。
産業は、農業、工業、商業、観光業のバランスがとれ、それぞれ盛んである。
農業は、平野部が米や麦の産地、那須野が原などの高原部(那須高原)が酪農地、畜産地となっているほか、いちごやかんぴょうなどの特産物も生産されている。
観光業は、世界遺産の日光東照宮、日光市の鬼怒川温泉、川治温泉、湯西川温泉、日光湯本温泉、那須町、那須塩原市の那須温泉郷、塩原温泉郷のような古い歴史を持つ名湯。いろは坂に華厳の滝、中禅寺湖や戦場ヶ原など豊かな自然や文化に育まれた名所を有している。
これらの地域は日光国立公園の指定地域内にあり、自然保護などの施策も執られている。日光市の一部には尾瀬国立公園に指定された地域も存在する。